Wonder Girls(ワンダーガールズ)
 

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またしてもパク・チニョン(JYP)が送り込んだ時代の寵児 
DISCS


『THE FIRST ALBUM , THE WONDER YEARS』


“tell me”


“tell me”MV
ワンダーガールズ / 1集  ('07)  <SDL-0025>

  この記念すべきファーストアルバムが9月13日に発売され、その翌日彼女たちメンバーが乗った車が交通事故を起こし、正面衝突した相手側のタクシーの運転手が死亡するというショッキングな事件があった。運良く彼女たちに目立った外傷はなく(ソンイェは脛をすりむく)、それ以降 活動を制限されそうな気配であったがそのアクシデントが吉となり、新生ワンダーガールズの“tell,me”はチャートを上り続け10月には、ダウンロードのTOPサイト『melon』で数ある強豪をおさえ、なんと1位に輝いた。





 今回は第1期メンバーの“ヒョナ”が健康上の理由で脱退し代わりに、ユビン(19)が新しいメンバーとして迎え入れられお姉さんとして他のメンバーから頼りにされているらしい。新しく変わったのはメンバーだけでなくサウンドも大幅変更、80年代のきらめくポップ文化を復活させ、完璧なレトロとして完全にそのスタイルをワンダーガールズの色にしている会心作だ。これはプロデューサーであるパク・チニョンが現役時代に好んでいたスタイルで、彼が育てたビッグスター『god』も後続曲などによくこのディスコ調をもってきていた。前作に酷評をあびせた小生だが、今回の1集は180度賞賛を送りたい。よくぞやってくれました!と。アルバム全編がひとつのカラーで統一された感があり、2曲目“この馬鹿”もリフが特徴のあるナンバーで後続曲はこれでしょうといったなかなかの出来。続く“tell me”へとバトンする。“tell me”は片思いが両思いになったなんともキュートなナンバーでセクシーなダンス(NYに滞在していたパク・チニョンがアイデアを思いつき直々に動画で指導がした)も含め、久々のコンパクトにまとまったK−POP名曲。アルバム最後にデビュー曲“Irony”のリミックスが収録されていることからみても、あの曲は彼女たちの中で別モノ、プレ的な意味合いがあるのだろう。ワンダーガールズが少女時時代と同じ10代であること、同時期に1位を獲得しあったことは、これからのシーンの活性化も含め、非常に楽しみである。





ブックレット1
CD
DISCS


『1st single album : The wonder begins』


“Irony”


“Irony”MV

ワンダーガールズ / The wonder begins  ('07)  <SRCD-3964>


 JYPエンターテイメントの大プロデューサー「パク・チニョン」が最初に世に送り出す女性グループ『WONDER GIRLS』。 2001年、オーディションプログラム SBS 『英材育成プロジェクト 99%』を通じて選び出された、ソネ(17)、キム・ヒョナ(15)、アン・ソヒ(15)、ソンミ(15)の4人に、MTVが提携した 『UCC スター発掘オーディション』という番組で最後のメンバーであるイェウン(17)が選出され、いよいよ5人が揃う。パク・チニョンといえば、本人自身もセクシー歌手として一世風靡したが、その後もgod、ピ、ピョルを世に送り出した天才肌のプロデューサーでもある。その彼が完全プロデュースしたシングル“Irony”は、その名のごとく皮肉たっぷりな歌詞と挑発的なダンス・メロディが印象的な一風変わった楽曲。世がベイビーヴォックスリヴの登場に一瞬沸き立ったタイミングに対抗馬のごとく彼女たちは投入される。

 ソネは3歳の頃から踊るのが大好きな女の子だったそうで、それからピアノを学習し実力をものにした。イェウンも小学生時代から歌手を夢見て、聖歌隊で賛美歌を歌っていたという。ソンミも小学5年から歌手を志したが出身地の慶北キョンジュには都心部と違ってオーデションがなく、JYPのオーデションで一気にその夢に近づいた。ソヒも小6から歌手になりたいとオーデションを受け始めJYPでその可能性を認められた。

 とにかくメンバーの年齢が若いので、前述しているプロフィールを見てもわかるとおり、過去の経歴に輝かしいものはなく、これからといったところか?グループ内で喧嘩があったらソネがキムチチャーハンを作ってくれてそれで皆仲良くなるそうだ。なんのこっちゃ。今回のシングル“アイロニー”ハングルで歌っているイメージよりまるで洋楽を聴いているよう。これはピの4集でもいえるが完全に韓国らしさが失せてしまった。パク・チニョンさん、ちょっと欧米の人を気にしすぎ。カッコイイんだけどメンバーの一体感や言葉とサウンドの一体感があまり感じられない。即席感(声の)が否めなくて残念だ。でも韓国の若者はこういったサウンドを求めているのなら、韓国も変わってきたということか。4曲目の“Irony”でリミックスが結構聴ける。



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