スウィングチェア(SwingCair)
 
ベースレスで躍動感あるアコースティックサウンドを奏でる3人組
DISCS


『純粋マンガ』



‘純粋マンガ’


‘笑うわ’


‘Step’


ララ


ルー


ハヌル






 スウィングチェア(SwingCair) / 1集

 多様化しつつある韓国音楽で、アコギ、ジャンベ、ボーカルという新形態でホンデ(大学街)周辺で路上ライブをし、話題となっている3人組“SwingChair”がファーストアルバム『純粋マンガ』を完成させた。





 メンバーは、ギターの
ルー、紅一点Voのララ、ジャンベ&パーカッション担当のハヌル
 本人たちも語っているが、混沌とした韓国音楽業界でどうすれば差別化を図れるかを検討し、まずもともとバンドメンバーだった
ルーララが路上でストリートライブをしていこうという方針を固めた。





 とりあえず、演奏できる場所探しから始める。汝矣島(ヨイド)公園=漢江の小島で演奏できるスペースを探し回ったが追い出され、弘大(ホンデ)へ行き着いたものの、会場は何かの準備中であったりと恵まれず、昼間からずっと歩き回り夕方5時を過ぎ夕闇迫るなかで、ようやく小さな舞台で演奏するチャンスをもらい、それが初舞台となったとメンバーは思い出深く語る。
 パッとみ、ロックバンドのギタリスト然とした
ルーだがアコースティックバンドをしてみたいと言い出したのは実は彼からだった。「 多くの電子音が入り乱れて出る音楽より率直で自然な音楽を入れたアルバムを作りたかった」とルーは語る。そこに以前バンドから活動を共にしているルル、オーディションで選ばれたハヌルが加わる。
 
ハヌルは真ん中で分け目を作った髪型でオーデションに訪れたので、ルーは「極めて平凡な大学生」という第一印象、ララは愛情をこめて「バカっぽく間抜けにみえた」と笑いながらハヌルを見ると一緒に彼も笑う。
 しかし、
ハヌルはその容貌でフェイクさせておいて実は、ジャンベの名手であった。ライブが一旦始まれば、彼の見せる集中した真剣な姿は他のメンバーの刺激にもなるという。
 こうやって、ストリートを中心に回る中で、ライブ中非常に反応がよい曲が生まれる。それが洋楽男性ロックグループ『Maroon5』の‘This Love’を秀逸なアコースティックでカバーしたもの。
 




 この曲をyoutubeにアップしてから、大学祭での声がかかるようになり、いよいよストリートやホンデ周辺で彼らを認知してくれる土壌ができ、09年9月、新興JUICE MEDIAと契約、1st EP『
Step』を発表。





 意外にもタイトル曲はミディアムバラードの歌。すこし、エリック・クラプトンの‘tears in heaven’を思わせるようなリフに、中盤、演奏ブレイクも用意しMVは物語風で本人たちは登場しない。
 そして、2010年7月末、約半年振りに届けられたのが彼らの1stアルバム
『純粋マンガ』で全10曲、販売元をMirrorball Musicに広げ、よりメジャー感を出すために、メンバーの衣装や、髪型も明るめ、より印象的に変身した。




 
ここでは、
ララの歌声は、野外で見せた張り上げるような強い伸びた声だけではなく、キッチュな音色も持っており、チャ・ヨンジュやパク・ヘギョンにも似たその歌声が意外に可愛いアコギサウンドにも合うことが証明された。












 



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