シュガー (Sugar)
 
レア度 ★★★ 内容 ★★★★★ 
DISCS


“Tell Me Why”



“Tell Me Why”


“Fade Away”remix
アユミの人気が最高潮


シュガー / 1集 ('02)  <BMGPD-6597>
日本人のアユミ(17)ジョンウム(16)スジン(16)セビョル(16)=後にヘスンと改名の4人の可愛い天使たち。コリアンハーフであるアユミが2年前に母親と行った韓国でスカウトされたのがきっかけで日本から単身韓国へ移住、残りの3人が合流し、厳しいレッスンと4人団体での寮生活に入る。その模様はデビュー後、『ズームイン朝』でも特集された。ようやくの音盤デビューは02年3月だが、すでに01年の冬、先にTV番組にて“SWEET LOVE”でプレ的プロモ活動を行い、明くる年の1月、日本の韓国番組を流すCS“KNTV”の情報誌1月号に韓服を着た彼女達が表紙となり、デビュー前から話題を振りまいた。

大型事務所SMエンタからデビューしたMILK(シュガーとミルクまるでコーヒーか紅茶のよう!)と活動期間もかなりかぶったのだがMILKの方がCDデビューが01の12月と早かったため人気が早く火がつきシュガーファンの私としては活動しているのに音盤発売が延び、いじらしく思ったものだ。その後、アユミがワールドカップ効果からか変な韓国語をしゃべる日本人としてバラエティに引っ張りだこになり、後続曲第1弾“Tell Me Why”もヒット、一躍スターとなる。ワールドカップのど真ん中5月頃には、MILKの姿はすでになく、新しくデビューしたSWI−TやLUVとともにワールドカップ応援歌として後続曲第2弾“Oh! Mio Dio”を歌う。7月には後続第3弾“Fade Away”と好調に飛ばし、アユミの故郷である鳥取のフェスタにもゲストで参加、私も見に行った(爆)

夏には、ワールドカップの熱が去りかけ彼女たちより、デビューが早かったジュエリーがメンバーを2人代え、2ndアルバムを発表し“Again”で起死回生の大ヒットを飛ばす。以後ジュエリーがガールズグループの中でひとつ頭抜きとなり、ベビボ以来の大型スターとなる。





しかし、このシュガーのファーストアルバム、過剰評価したいのはその内容。初期ピンクルのようなキラキラしたメロディポップが沢山あり、まさにこれぞK−POPといった名盤。作曲家はナンバーによって異なり、“Tell me〜”と“Oh Mio〜”はソウンヨンが担当。コーラスにはキムヒョス嬢がしっかりサポート。特に日本のポップスでは経験できない跳ねる様な躍動感があるナンバーが多い。スジンのキュートなRAPも聞き逃せない。歌唱力としてはリーダーのジョンウムが一番、そしてアユミとのコーラスも美しい。アユミの歌唱はJ−POPを意識した鼻にかかるタイプだが2集以降はもっとそっち系になるため、この1stの方がK−POPとして聴ける。
彼女たちがデビューした02年はピンクル、SESが大御所に君臨する状況の中、ベビボがそれを追い、他の新人女性グループも大量に市場に放出されながら、誰もそのスターの座を取って代われるほどの大物が現れず、そのことで女性アイドルの供給が減ってきた年でもあった。しかし日本では韓流ブームが起きる前、2002韓日ワールドカップに向け00年頃から次々と音楽情報誌が創刊され、日本人の中でK−POPを認識する音楽ファンが増殖してきていた嬉しい時期でもあった(特にベビボのファン多し)。K-POPSTARという夢のような音楽雑誌のvol.4でもKガールズの特集が組まれ、みんなワクワクしながら新しくデビューする女性シンガーを待ちわびていたちょうどグッドタイミングに、シュガーが現れ、日韓交流イベントに参加したり、『日本で会えるK−POPアイドル』としてベビボ同様、私達ファンを楽しませてくれた。シュガーはその後、日本デビューの動きが早くなり、03年念願の日本進出となる。





ブックレット

裏ジャケ&CD






“shine”


シュガー / 2集 ('03)  <BMGPD-6621>
03年の名盤。ガールズポップの正しい継承者である彼女たち。1集も名曲揃いだが2集も負けず劣らず素晴らしい曲が沢山詰まっている。タイトル曲は「シャイン」。時代はR&Bサウンドへ移行し、ピンクルの活動休止、SESの解散などガールズグループにとってスター不在の悪条件の中、ジュエリーが先に02年にブレイクし、後を追う形で最強の楽曲をもって再び彼女たちはステージにあがった。
“終わりのない暗闇の中に、いつも一人きり捨てられた私の姿。涙で夜が明けたことが多かった昨日の私。そんなに寂しかった時間の中へ、少しずつ明るく輝き照らし出して、私の前にあなたという大きい愛が私を尋ねて来てくれたのです”(シャイン 歌詞)。まさにシュガーは私たちにとってそういう存在だった。1集が名盤にもかかわらず、アルバムセールスは伸び悩んだ。アユミはハングルの発音が変な日本人としてバラエティにひっぱりだこだったのだが、グループの人気に反映はされなかったようだ。その後9つのCM(ミニスェル、スプリズなど)をこなし、2集の準備に入った。アルバム録音期間中はメンバー全員ずっと声がかれていたというほど、気合が入っていた模様でメンバーのスジンは声帯結節にまでなったほど。それはダンスしながら、ライブで歌うことができる実力を作るために肺活量を増やすなど体力強化の訓練のためらしい。運動場100周という過激プログラムもあったそうだ。そんな実力を伸ばすトレーニングの結果、歌唱力がアップした素晴らしいアルバムが出来上がった。作曲家陣もチュヨンフン、ユンチユン、キムソクチャンなど超有名な人たちで固められた2nd。タイトルは先述のとおり“シャイン”そして後続曲は明るいイントロから突然切ないメロディが飛び出し哀愁を誘う“Just For My Love”で活動した。どちらも甲乙つけ難い名曲だが、大ヒットはしなかった。伸びなかったのだ。それは多分、購買層である中高生特に女の子から支持を得られなかったのだろう。それがピンクル、SESと決定的に違うところで、ベイビーヴォックスも4集5集で苦しんだラインだ。リーダーであるジョンウムはこの後スペシャルミニアルバムで最後となり脱退することとなるので、この2集はジョンウムとアユミのコーラスが聴ける最後のフルアルバムということでも意義深い。



シュガー 激レア 2集 4曲入りプロモ
品番 : SWCD-004

内側&裏ジャケ

CD

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