ソ・ジニョン
 
K−POPガールズ界にひっそり咲く“月下美人”
DISCS


『First』


‘Love Letter’

 参加アルバム
'02 OST盤『孤独』

'03 OST盤『夏の香り』

'04 OST盤『クミホ外伝』

'09 OST盤『花より男子』


ソ・ジニョン / 1集  ('01)  <DK 0126>


  2001年の名盤。ヴィブラートしながら発せられる高音が爽やかに伸びる歌声、お姫様のような顔立ちとガラス細工のような大きな瞳が印象的。歌良し、容姿良し天は二物を与えた的チャン・ナラタイプの彼女。この年大ブレイクしたチャン・ナラが“太陽”ならソ・ジニョンはひっそり輝く“月”そんな形容が相応しい。数年後『夏の香り』のOST盤に大抜擢され、ドラマがヒットしいっきに知名度が上る。

 彼女のデビューは2001年。当時はシンガーソングライターを夢見る女子高生であった。7歳の時からピアノを習い始め、高校1年の時にジャズピアノを学び、2001年の時点で、すでに自ら作った曲が5曲、作詞の作品が10余りも出来上がっていたというからなかなか創作熱心な彼女。その甲斐あって1stアルバムでは12曲目‘To my best friend’という、自ら作った歌詞が採用された。この歌詞は、当時カナダへ移り住む友人にむけて、作ったものだそう。中学校の時から、歌手になるのが夢だったソ・ジニョンは、高校へ入ると、親に許しを得て、実用の音楽を身つけるために、専門学園にも通った。休日の日には学園の門が開いて閉まるまでもくもくとレッスンに励んだというから、音楽家になりたいという情熱は並外れて大きかったようだ。
 CDデビューは2001年の4月だが、その直前の3月にはyada、トンムルウォン(動物園)ティンティンファイヴのコンサートや大学の学園祭にゲストとして出演しライヴでも優れた歌声を見せつけた。デビュー当時は、TV出演の回数があまりなかったことから私も、SBS人気歌謡でタイトル曲3曲目
‘love letter’を一度見たきりで、その後の出演は資料としても残っていない。その時のスタイルとしては、左下の写真のように長い黒髪をやや染めカールを巻いたお嬢様スタイルであった。しかし、同時期によく流れていた3曲目のMVは、左上の写真のように金髪でショートボブな感じで不良の家出少女(笑)っぽかったのでそのギャップに大変驚いたことを憶えている。






(金髪時↑)

 そういうギャップが売りだったのか、はたまた企画ばかり先行して、事務所の意のままにさせられたのか彼女の才能が花開くには、すこしばかり周りの状況が追いついてなかったようだ。それ以後、彼女は作曲などの音楽を専攻できる大学への受験のため、芸能活動を控えた。そして、満を持して大学に合格後
『夏の香り』『孤独』『クミホ外伝』などのサントラ盤のオファーが来はじめ熟し始めた彼女の才能を時代が迎え入れた。少々、ファーストアルバムの話をすると、このCD自体は廃盤だが『夏の香り』放送以前は案外入手がしやすかった。
 『夏の香り』
放送以後はどこにいってもなかなか見つからない幻のCDとなった。韓国現地のネットオークションでも9000円で落札されたことがニュースとなったくらい需要が増えたみたいだ。プロデュースは、pageの3集とマロニエなどを手がけたキムソンミンが担当。面白いことにpageの3集8曲目収録のキムソンミン作‘ノァ’という楽曲をソ・ジニョンが焼きなおしで6曲目にカバーしているので聞き比べるのも面白いかもしれない。アルバムの内容も、その後発売されたBEST盤とさほど変わりがないほど高水準。3曲目‘love letter’は、後に『夏の香り』では‘Missing U’と歌詞題名だけ改作され収録された曲、ディズニー映画のエンディングロールに流れそうなゴージャスな曲調に彼女の表現力のある可憐な歌声が合わさる傑作曲。




他のソロ作品

'04 『BEST』 '08 Single 『星の涙』






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