S(エス)
 
バラードがベビボタイプ アップテンポがダンス歌謡のグループ 
DISCS


『ATTENTION』


“first Love”


S(エス) / 1集 ('01)  <EKLD-0067>

 こちらは女性4人組のS。リードボーカル、イ・ヒョニョン(20)、CMモデル出身チェ・ウニョン(20)チョン・ユミ(19)バレリーナ出身のキム・ジュヒョン(19)からなる。グループ名の由来はアルファベットの中で“S”が一番セクシーで女性美をあらわしているからだそう。サウンドは面白いぐらい2極に分かれる。アップな曲はオムジョンファタイプのダンス歌謡、ミディアムバラードはBabyVOXのようにしっとりと歌い上げる。

 00年KBS芸術団の合唱団員で活動中だったイ・ヒョニョンは01年初めからグループに合流して歌手デビューの準備をする。彼女は美女タレント、イ・ヒョンギョンの実の妹でもある。チェ・ウニョンはヒュンデ電子やチョコレートのCMなどで将来有望の新人タレントとして活躍していた。チョン・ユミもすでにCMデビューを果たしている。バレリーナの夢を捨てて歌手の道を選んだキム・ジュヒョンは普段はヒップホップダンスに凝っていて芸能界に入るきっかけとなった。 イ・ヒョニョン、チェ・ウニョン、キム・ジュヒョンは公開オーディションで選抜されたのだが、チョン・ユミだけは00年春スタジオで男性歌手の歌にRAPを入れているところ現所属事務所の社長の目に留まったという幸運の持ち主だ。サウンドのプロデューサーはオム・ジョンファ、コヨーテ、パパヤ、ピンクル、クリックBなど大物を手がけるクォン・ジョンウが担当している。

 タイトル曲は1曲目“ないわ”でコヨーテタイプのダンス歌謡。これでMVも作られた。後続曲はミディアムバラードの9曲目“First Love”。初期ベイビーヴォックス・ピンクルを彷彿させ、サビの部分はベビボのカン・ミヨンに似たチェ・ウニョンの歌声が琴線に触れる珠玉のナンバー。このアルバムは3・6・9曲目のバラードが特にいい味を出しているがアルバムの中では間に挟まれるように存在するので、リスナーも彼女たちの良さ・印象をなかなか強くもてなかったのではないだろうか?すこし一つのアルバムで色々な音楽をやりすぎてる感も。このままヒットせず自然消滅した“S”だが、彼女たちの人生の記念碑的アルバムだと思えば沢山色々やりたかった(作詞もしている)のも納得できる。CDは赤色特製のプラスチックケースに白で字が書かれナイスな角度で4人がたたずむ。ガールズポップファンは思わずジャケ買いするしかないだろう。







※このアーティストに対する追加情報をお持ちの方、
誤情報の訂正を希望する方は、
正しい情報を記入の上までお気軽にメール下さい。


ブックレット

CD

(C)Copyright 『K-POP GIRLS DISC FAN』 1999~
レビュー、資料等の無断転載を固く禁じます。


track feed Kポップ 韓国女性アイドル