LPG(エルピージー)
 
韓国歌謡界の七不思議


『Long Pretty Girls』



‘カンカン’






後続曲‘悪い男’



DJチョリ編集トロットCDの表紙に
『珍品名作4』



 LPG(エルピージー)物語その1

 LPGとは、トロット(演歌)歌謡を歌うアイドルグループで、現在は結成時メンバーは1人もいない新メンバーで構成され活動が続いているというという無茶な展開。
 ここらへんで一度整理しておかないと、後から訳が分からなくなるので彼女たちのグループの活動を追ってみることにしよう。
 初期メンバーは、
スア(22)ハニョン(24)(リーダー)ヨノ(23)ユナ(21)の4人。








 
ユナヨノは、ミスコリア出身。スアはミスアトランティココリア、ワールドビューティーチャンピオンシップ、世界ベストモデル大会受賞経験者。しかもコンピュータ資格だけで13個も持っているコンピュータ専門家でもある。ハニョンはスーパーエリートモデル出身で大学モデル学科で講師をしたり春子(チュンジャ)のバックダンサーの経験もあり。
 名前の由来ともなったメンバーの身長は175~179㎝で八等身。そこに着眼してグループ名を『Long pretty girls』の略語の
LPGに定めた。プラス、これには笑ったが『LPGガスのように歌謡界を燃やす』という熱い覚悟が内包されているとも事務所は語ったという。
 2005年という女性アイドル氷河期にあって、どうしてこのような歌手グループが出現したのか?その背景にはKポップからトロットに転進し‘オモナ’を昨年2004年大ヒットさせた女性歌手チャン・ユンジョンの影響がある。 ヒットキーワードが『可愛い子が演歌を歌う』と読んだのである(準備期間は2年前だが)。
 タイトル曲は
‘Can Can’。発売は8月。プロデューサーは‘オモナ’のユン・ミョンソンで、サウンドはなんと1920年代流行したフレンチカンカンをベースにトロットを融合させている変わった歌だ。ユン・ミョンソンが‘オモナ’の大ヒット以後旅行したヨーロッパ・フランスで本場パリのカンカン『ムーランルージュ』を見て文化的な衝撃を受け、韓国に戻り『ムーランルージュ』で受けた感動をそのまま歌で表現したという。





 さて、ここで疑問になるのが彼女たちが本当に歌いたくて集まったのか?ということである。これには当時の記者も同じ質問をぶつけている。
 
ハニョン:「幼いときからピアノ、中学では声楽を習いました。もともとハスキーなので演歌に向いているかも。スーパーモデル大会に出場したのは芸能界に入るための方法でした」
 
ヨノ:「高校のときはサムルノリ(韓国の伝統芸能)にすっかりはまり、その後はミョンジ大のバンド『ホワイトホルス』でベースギターを弾いてました。」
 
スア:「大学でミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』『ファッションロック』の公演をしながら歌と踊りを習いました。ドラムも叩けます」
 
ユナ:「テコンドー三段なので太拳少女というニックネームをつけられていましたが、歌手はもともと私の将来希望で、高校生のときから演劇とミュージカルをしてきました。」
 ということで、夏のさなかカンカンの衣装に身を包んだ彼女たちのインパクトは大きく各音楽番組、しいては視聴者の年齢層が高い音楽番組までひっぱりだことなった。9月にはソウル市のクラブで『演歌ダンスパーティー』なるものが開催されチャン・ヨンジュンも駆けつけた。
 演歌なので活動時期が長距離戦だが、05年いっぱいは‘
Can Can’で活動。よく2006年、2月からはアップテンポなトロット歌謡‘悪い男’を後続曲に1集活動した。
 

→2集活動期へ続く

 

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