ジュエリー(JEWELRY)

  ジュエリーは、大きく分けてスターダムにのし上るまでの1集発売時パク・チョンア、イ・ジヒョン、チョン・ユジン、チョン・ウンミの『第1期』、続いてパク・チョンア、イ・ジヒョン、新メンバー、ソ・イニョンを中心にトップスターとして活動した黄金『第2期』、そして最後に、中心メンバー3人が抜けてからの新生ジュエリー『第3期』となる。
 グループのスタートは、まずリーダーのパク・チョンア(20)。ドラマーの父親の影響で、音楽に囲まれて過ごしてきた彼

女は高校時代コピーバンドのロックボーカリストとなり高2の時、日本の安室奈美恵がプロジェクト グループ結成のため開いたオーディションに応募したが落選、そのオーディションで彼女に目を留めた所属事務所社長が、新しいアイドルグループ結成のためチョンアを芸能界へ誘う。続き98年デビューした韓日混成アイドル『サークル』のメンバーだったイ・ジヒョン(18)が加入、路上スカウトで高2のチョン・ユジン、チョン・ウンミの2人が追加し、4人組『朱月梨(ジュウォリ)』として2

000年V.A『發樂』で01年1集『Discovery』で正式なデビュー、タイトル'今は'でTV活動をスタートさせた。
 最初はやはり、バラードで不意打ちを食らわしたがヒットに至らず、当時飽和状態だった第1次ガールズブームの新人枠に埋もれる。変化が訪れたのが翌年02年。チョン・ウンミが演劇方面に、チョン・ユジンが学業優先(のちに銀行員になった)のため脱退し、そこへ第2期の骨組みとなり後にソロも大ヒットしたソ・イニョン(1

8)とチョ・ミナ(18)が加入。同年8月に、メロディアスで高揚感のあるタイトル曲'Again'を含む2集『Jewelry Again '02』を発売し爆発的な大ヒットとともに首位を獲得、一躍大スターの座を得る。
 ここで掴んでおきたいポイントは、まず彼女たちが02年解散したトップ男女混声グループ『シャープ』無き後、そのお抱え作曲家『パク・クンテ』のほぼ専属的歌手になりえたこと。そして、この時期あたりから06年まで新人女性グループからビッ

グスターへのシンデレラストーリーは皆無になる【氷河期】のなかジュエリーだけは大ヒットを量産し、異例の、第1次と第2次のガールズブームの隙間を埋めた数少ないトップグループとして、Kポップの歴史においても重要だったという点。
 3集『Beloved』タイトル曲'あなたがとても好き'(03)の大ヒット後、04年今度はKポップ文化が根付いていない日本にデビューも果たす。コアなファンには反応が良かったが日本語と日本人作曲による出稼ぎ的やり方は明らかに間違っ

た方向性であり、KARAや少女時代の大ヒットまでその方法論は悔い改められなかった。
 翌年、05年3月4集『Super Star』タイトル曲'スーパースター'を発表。パク・クンテ作の優れたKポップ名曲であるとともに、チョンアのロック好きが考慮されたのか日本活動からのヒントか、韓国では珍しくダンスの少ないロックチューンとなった。06年8月にはリーダー、チョンアのロックテイストが効いた初ソロ『Yeah』、07年2月イ・ヒョリか

ら始まったセクシー歌手の流れをくんだソ・イニョンの初ソロ『Elly Is So Hot』タイトル曲'あなたを望んで'を発売し反応は上々だったのが、ジュエリー本体は少しづつ傾いていった。まずイニョンとの不仲からチョ・ミナが脱退(のちにハランと改名後この事について触れている)、残りの3人で体面を保つはずが、初期メンバーのイ・ジヒョンも脱退しグループ始まって以来の存続危機となる。
 07年から、時代はワンダーガールズ、少女時代などの第2次ガールズブームが巻

き起こり、第1次ガールズブームの終焉に活躍したジュエリーの真意を問われるなか、ビッチ系ラッパー、ハ・ジュヨン(21)、清楚さが残るキム・ウンジョン(21)2名を追加させ、3年間ぶりの08年2月、5集『Kitchi Island』を発売、イタリアポップ歌手の曲をパク・クンテがリメイクした'One More Time'をタイトル曲に活動、中毒性のあるリフレインが、第2次ガールズブームファンの心を射止め大ヒット、長いブランクを素晴らしい結果で埋めた。7月には

イニョンの第2弾ソロ'シンデレラ'も大ヒットし、ここにジュエリーは栄華を極める。
 09年1月、新メンバー2人の知名度を上げるため、ウンジョンとジュヨンだけで『ジュエリーS』として活動したがヒットには至らず、8月、セクシーな衣装で身を包んだ彼女達の6集『Sophisticated』パク・クンテ渾身のタイトル曲'Vari2ty'で活動したが、時代がワンダーガールズ、少女時代、KARA、ブラウンアイドガールズなど若手中心に回

り始めており、大ヒットせず12月に『2001-2009 End And...』という意味深なタイトルの6集リパッケージで第2期ジュエリーは終結する。
 現在、活動しているのはチョンアとイニョンが脱退した後、パク・セミ(20)、キム・イェウォン(21)の新メンバーを入れた完全新生のジュエリーであるが、第2次ガールズブームの主役は奪えないまま新人なみの扱いにまで落ちてしまった。                     



ハングル表記 

쥬얼리

活動時期 

2001~

作品 

V.A『發樂』(2000/11)
1集『Discovery』 (2001/03)
2集
『Jewelry Again '02』 (2002/08)
3集Beloved』 (2003/07)
4集Super Star』 (2005/03)
5集Kitchi Island』 (2008/02)
6集Sophisticated』 (2009/08)
EP『Back It Up』 (2011/01)
EP『Pass』 (2011/05)

代表曲    

Again
(2002)
‘あなたが本当に好き’니가 참 좋아 (2003)
‘Super Star’(2005)
‘One More Time’(2008)


ジャンル 

メロディポップ




第1期メンバー 

パク・チョンア 박정아 

イ・ジヒョン 이지현

チョン・ユジン 정유진

チョン・ウンミ
 전은미



第2期メンバー 

パク・チョンア 박정아 

イ・ジヒョン 이지현

ソ・イニョン 서인영

チョ・ミナ
 조민아 












第3期メンバー 

パク・チョンア 박정아 

ソ・イニョン 서인영

ハ・ジュヨン 하주연

キム・ウンジョン
 김은정   





第4期メンバー 

ハ・ジュヨン 하주연

キム・ウンジョン 김은정   

パク・セミ 박세미  

キム・イェウォン 김예원




 

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