イ・ヒョリ
 
日本をはじめ海外に自慢できるK−POPの女王


DISCS

@ Aイ・スヨンと1曲参加 B“クレオパトラ”収録
C2曲参加 D初回盤はフォログラム E
Fデジタルシングル G Gの初回盤LPサイズ+写真集

その他のインターネットで買うデジタル・シングル
※CD化されているものとのダブリは割愛しています。
●2004 7/28 スターシングルアルバム『クレオパトラ remix』
●2005  2/24 Anycall 『Anymotion (feat エリック)』
●2005 10/18 Anycall ひとつの響き2 『いつかは(duetチョ・ミョンエ)』 (MelOnサイト)
●2005 10/26 Anyclub 『Anyclub (feat Teddy)』(MelOnサイト)
●2006 12/26 Anystar 『Anystar (feat イ・ジュンギ)』
(参考:韓国ダウンロードサイト『MelOn』『Bugs』)





鮮烈なソロデビュー
2集カムバック
3集カムバック


イ・ヒョリ 

 1979年生まれのイ・ヒョリ。韓国での彼女の存在は、日本で言う『浜崎あゆみ』というよりは『安室奈美恵』に近い。女性に共感を得ている点とファッションリーダー的存在である点では前者もそうなのだが加えて欧米のR&Bスタイルを極東で消化している点で後者にあたる。イ・ヒョリはいわずと知れた伝説の女性アイドルグループ“ピンクル”出身であり98年デビューから02年の活動停止までTOPに君臨し続けた数少ない女性アイドルであった。少女から大人の女性へスタイルを昇華させたピンクルはすでに個別活動に力を入れ始めており、ソン・ユリは女優として、オク・チュヒョンはラジオなどのMC業の道へ進んでいた。しかし02年、メンバーはあえて“解散”という選択はとらずより自由にソロ活動ができる『活動休止』を選んだ。メンバー、イ・ジンこそ芸能活動に貪欲ではなかったがソン・ユリは前述の通り、オク・チュヒョンはかねてからのもう一つの夢、ゴスペル並みののどを聞かせるソロ歌手活動を03年6月にスタートさせた。当のイ・ヒョリはというとバラエティー番組『ハッピートゥギャザー』などで名MC振りを発揮しながら本業である歌手活動を水面下で着々と準備、いよいよオク・チュヒョンのソロデビューから遅れること2ヶ月、@『STYLISH...EhyOlee』を発表、リーダー曲‘10ミニット’で念願のソロデビューを果たす。当時の音楽シーンは、ダンス歌謡から欧米R&Bスタイルへ移行していた時期で中途半端な歌謡+R&Bはあったものの、なかなか完璧な融合作品はなかった。そこで登場したのが同年3月デビューの新人男性歌手セヴン。彼が発売した1集は所属事務所YGエンターテイメントの先鋭ブレインが結集した高水準アルバムで続く同事務所新人女性歌手LEXYのバックアップに続き、同年発売のシンファのメンバー、イ・ミヌのソロ1集にまでサウンドの影響を与えた。セヴンの大ヒットにより売れ筋ブランドと道標が提示され、イ・ヒョリのサウンドプロダクトチームも全員一致でこのスタイルを消化する方向へ。まず、ギャングスターラップを彷彿させるイントロで始まる‘10ミニット’「10分もあったらあなたをモノにできる」と誘う挑発的歌詞が印象的なこのナンバー、キム・ドヒョンの作曲でハングルとR&Bサウンドを違和感なくマッチさせた記念碑的作品だ。彼女のセクシーさを最大限生かしたダンスは海を隔てた米国から、ブリトニー・スピアーズ、マドンナの振付師であるマリン・オーティスが担当し、SBS人気歌謡のデビューステージにはマリン自らもダンスチームに加わり祝福した。その他、アルバムの冒頭を飾るインスト曲‘プロローグ’は作詞作曲イ・ヒョリの作品でこのナンバーも最高にカッコイイ。続くキム・ドヒョン作品‘ワン・トゥ・スリー・フォー’も実によくできた楽曲で後続曲にしてもおかしくない。で後続曲に選ばれたのが同じく彼の作品‘ヘイ・ガール’。とこれだけの高水準を並べたのだからヒットしないわけはなく8月以降、セクシーなイ・ヒョリはチャートのTOPに君臨し続け、彼女の美貌は連日芸能ニュースで取り上げられ『ヒョリ・シンドローム』という言葉が生まれるまでの社会現象となった。良くも悪くも続く5年ほど、セクシー歌手が大量に放出されたることになったのは彼女のせい。同年末、クリスマスアルバムA参加後、歌謡祭の大賞を総なめにし1集活動を終えた。翌年、女優・MC・グラビア業に力を入れていたイ・ヒョリはコンピレーションアルバムB参加以外、正規アルバムの発表なし。オム・ジョンファのように歌を芸能活動の一環ととらえたスタイルといえる。05年ドラマ『三つ葉のクローバー』C主演(OST盤2曲歌唱)、ピンクル再結成を経て06年2年半のブランクのあとセカンドアルバムとなるD『Dark Angel』を発表。リーダー曲‘Get Ya'’でステージカムバックした矢先、事件がおこってしまう。前回と同じキム・ドヒョンが作曲したこの曲がブリトニー・スピナーズの‘Do Someting’に酷似していると盗作疑惑のバッシングを受けてしまったのだ。実際聴いてみると確かにあの曲あってのこの曲だというのは納得がいく。しかし、骨組とサビのバックサウンド以外は独自のメロディでひとつも真似ていない。Cメロもヨーロッパミュージカル・オペラ調で最高にカッコイイ。サンプリングというものは8:2が限界なのに7:3までいって気づかれたというクチか。同アルバムに収録されているE-TRIBE作曲‘奴隷’も似たタイプだからやばかったかも。しかし‘Straight Up’という曲にはオリジナルタイトルをリメイクした旨がライナーに記載されており、‘Get Ya’もこの手順を辿っていれば一大事にはならなかったかも。リーダー曲を早々に切り上げ後続曲‘Shall We Dance’に切り替え活動したイ・ヒョリだが後味が残る結果となり事件のあと、キム・ドヒョンプロダクト側から距離を置き翌07年、ソロになってはじめてのシングルアルバムEを発表、ダブルKのRAPがカッコイイ‘TOC TOC TOC’で活動し復活を宣言した。同シングルに収録された後続曲‘彼女を愛さないで’は時代を反映してSgウァナビー風なのが面白い。08年は彼女の素顔に密着したm-netのプログラム『Off The Rec. Hyolee』が好評で5月にそのままデジタルシングル化されたF。彼女が歌う挿入歌‘屋根の上のネコ’は新境地、ボサノヴァ風の心地よいナンバー。そして間髪入れず7月にはいよいよフルアルバムとしては2年ぶりとなる3rdG『It's Hyorish』を発表。今作は2ndアルバムの屈辱燃えるキム・ドヒョンを再び起用し、現在作る楽曲のほとんどが大ヒットしている大作曲家パク・クンテと共同プロデュースとなっている。リーダー曲はE-TRIBE作曲の‘U-Go-Girl’。同性である女性への応援歌として大ヒットした。フィソンが作詞した‘Sexy Boy’やキム・ゴンモとのデュエット‘赤い自動車’など話題曲も多く、後続曲‘Hey Mr.Big’では男性に向けた恋愛ではないメッセージソングでロックとエレクトロが混在するスペーシーなサウンドはジュエリーの‘スーパースター’を作曲したパク・クンテならではの妙技。イ・ヒョリはこの年の歌謡祭で再び賞を獲得、K−POP界がイ・ヒョリを必要とする時代はまだまだ続きそうだ。




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