ホン・チェリン
 
リッサンプロデュースのR&B、インディポップ、バラードをこなす女性シンガー
DISCS


『HONG CHAE RIN PLUS ONE』



‘Don't Stop Me’


‘悪い女’

その他の作品
single『ヌンファジャン』('06)
『single 1st Album』('06)
2nd single『好きよ愛してる』('07)
1.5集ep『悪い女』('08)



ホン・チェリン / 1集+1 ('08) <YDCD-843>


  '86生まれの21歳、ホン・チェリン。田舎娘のように愛嬌のある顔にモデル並みのスタイルの良さというアンバランスさが魅力の彼女は08年7月‘Don't Stop Me’というダンスナンバーでTVに登場した。と同時に初のアルバムとなる『ホン・チェリン+1』も発表。
 どうして+1というタイトルかというと、2年前の06年5月にデジタルシングル
‘ヌンファジャン’7月、6曲入りマキシ『1st Album (Single) 』、07年2月デジタルシングル‘好きよ、愛してる’と過去3枚の作品を発表しており今回が初めての音盤となるため、仕切りなおしに過去の作品を詰め込んだ12曲の記念碑的デビューフルアルバムとなったからである。
 
ホン・チェリンの歌手へのスタートは14歳の時。MBCラジオ『星が光る夜に』ののど自慢コーナーの愛聴者だった彼女は、「一度、試してみようかな」という軽い気持ちで、ハガキを出したことがきっかけで、ラジオで自慢ののどを披露する。最初は、人前で歌えることが単に運が良かっただけだろうと思っていたのだが、月末のチャンピオン、年末のチャンピオンに選ばれる頃には、ホン・チェリン自身、自分に素質があることを悟った。そのことで自然と色々な芸能事務所から声がかかったが、まだ高校生だった彼女は、両親の「大学に入るなら芸能活動を認める」という約束を果たすため、学業に専念、見事、東国大学生命資源科学部へ合格し歌手活動への歩みを進めた。
 

 05年3月、歌とダンスのレッスンを開始し、J−エンターコムファミリーのトレーニングを受け、そこでキムゴンモ、WAX、 Leessang 、ミナ、ダブルKを育てたPJと意気投合、今作1集もそのファミリーが多く参与しており、プロデューサーは前述のキルとケリー『Leessang』が担当してしているため、流行歌としてのK-POPにアンダーグラウンドの魂を混ぜ込み、なかなかの力作といえるのでは。
 彼女の声質は、どちらかといえばモダンロックバンドの女性Voのような、轟音でも頭1つ突き出る聞こえやすい輪郭のはっきりしている歌声だ。だから5曲目
‘好きよ、愛してる’のようなアニメ系青春ソングでもピタリと合う。6曲目の‘一夜の夢’もホンデ(弘大)あたりの良質インディポップみたく心地よい。しかし後続曲となった2曲目のバラード‘悪い女’タイプの歌を歌う時はなぜかWAXのような雰囲気を醸し出しすから不思議。
 
‘Don't Stop Me’活動期の10月12日、ホン・チェリンは光州で行われたKBC放送特集プログラムに出演するため待機していた控え室で失神し、緊急病院に運ばれた。原因は、ストレスと過労からで大事には至らなかったが、スケジュールの過密と激しいダンス曲‘Don't Stop Me’のハードな練習が、彼女の体質には合わなかったのかもしれない。意外におっとりした性格だったりして。それでも、あれだけスタイルが良い体型であるのだからそれを生かしたダンス曲はこれからも必要不可欠だし、また見てみたいと純粋に思う。
 




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