ガールフレンド(GIRL FrND)
 
リップシンク(口パク)がバレてグループ解散を余儀なくされた悲劇のグループ 
DISCS


『Girl From New Dream


tonight”


謝罪会見のスナップ
ガールフレンド / 1集 ('01)   CLK-9142

 ラテン風味のダンスナンバー“tonight”が印象的な01年デビュー組のトリオ。メンバーはSunny(19)、ウンジ(18)、カヨン(17)かなら成る。グループ名『GIRL FrND』とは“Girl From New Dream”を略したもので、なかなか美形のお嬢さんたちがセクシーさを武器に夢からやってきたという訳か。01年といえば98年以降のK−POPガールズが一番沢山デビューした異例の年で、その荒波の中でも『ガールフレンズ』は全身ピンクの衣装に身を包みヒトキワ目立つ存在だった。特に慰問ステージが予想以上の受けで軍入隊中の男性に多く人気を獲得。

 しかし、その目立つ存在が裏目に来る一大事が訪れた。『リップシンク(口パク)事件』である。とはいっても00年くらいまでどの歌手もほとんど生歌でステージをこなしていた記憶はなくなんで彼女たちだけがそんな事件に巻き込まれるのだろうか?と思ったが、その起因としてMBC『音楽キャンプ』という歌番組が01年何を思ったのかイキナリ、出演者全員に口パク禁止の事項を叩きつけ、生歌至上主義的な放送方針に転換する。ようやく近年において口パク=高度なダンスを魅せる場合は不可欠という風潮が浸透してきているが、当時この歌番組だけがこのような暴挙にでて、いろいろ大物アーティスト達ともめ出演拒否へ発展したりしていたややこしい時期だった。

 それはデビューしたての『ガールフレンズ』然り、突然「生歌でやってください」「いやです出来ません、出演キャンセルします」的なやりとりから、インターネット上などで口パク疑惑に火がつき怒涛のバッシングを受ける。本人達も口パクを認め、どうやらウンジ以外は(Sunnyが担当していると言われたRAPも含め)別の歌手がアルバムに参加しているとのこと。もちろん彼女達が悪いわけではなく所属事務所『HOWDYエンターテイメント』がグループのコンセプトにSunnyとカヨンの声質が合わないと決め込みこのような事態に。まさに『歌の産地偽装事件』である。事態を解決すべく会見の場を設け帽子にサングラスの彼女達は、陳謝し来年には3人の本当の姿をアルバムでお見せしますと名誉回復の前向きなコメントをしたが事務所側が難色をしめし結局強引に解散させられた。

 多感な10代にキズがついた彼女達だが、ウンジはもともと『悪い映画』で女優デビューしていた経験から演技の世界へ戻り、歌手としても05年OST盤『漢江ブルース』と『グリーンローズ』に1曲づつ参加し、カヨンも07年OST盤『そばにいて』で5曲も歌声を聴かせており嬉しい限り。Sunnyはm−net上ではハニーファミリーで99年『True』デビューしているSunnyと関連づけていたがMV出演の顔を見る分には明らかに別人。在米同胞(アメリカ出身)の彼女はアメリカに帰りその後の動向は不明である。


※ガールフレンドのプロモ盤はジャケ、ブックレットの写真すべて違うものが存在する。




ブックレットと裏ジャケ
CD

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