B-ZION(ビジャイオン)
 
韓国初女性ヒップホッププロデューサー『CJ』のプロジェクト 
DISCS


『CJ N MELLOW』


SKIT〜あなたがいない朝”



B−ZION / 1集 ('08)   CMDC-8333

 ミッシー・エリオットみたいな感じか。韓国初の女性ヒップホッププロデューサー、イ・チェジョンが『CJ』と名乗り米国カルフォルニアで3年間学んだレコーディング技術を歌姫『Mellow』=コ・ミネに託したプロジェクトが『B−ZION』だ。発音は、“ビ・ジャイオン”。名前の由来は案の定Black MusicへのリスペクトからB+zionは天国の意味らしく2つのキーワードを合わせ“黒人音楽の聖典”とした。この08年11月に発売された11曲入りの1集『B-ZION CJ N MELLOW』はそれほど特筆すべきK−POPでもなくK−R&Bではない。それは米国に移り住んだ時点で同じアジア人とされる日本人、韓国人が欧米R&Bを血眼になって消化しようとしてきた結果として、当然のサウンドな訳で驚きを伴わない。バックトラックをわざとチープに設定してあるのは西海岸ギャングスタ系の影響とみた。
 以前はこういった類のR&Bでも日本より韓国が頭ひとつ出ていた印象だったがここ数年のJ−R&Bの発展は目覚しいので僅差もなく、残りのポイントはそこに乗る言語が日本語かハングルかの違いだけ。あとCJとMellowがすべてのメロディ・トラックサウンドを作り、アレンジとプロデュースもCJが完結させており韓国にもこういった自立した女性が台頭してきた事は頼もしく感じるし彼女たちの出現は数年後の韓国R&Bがさらに加速することを約束する。女性2人ということで1人はRAPかと思いきや8曲目‘Come Close’にオシャレ系グループ『3rd Coast』から男性ラッパー“チェ・ジホ”が客員の男性ラッパーしたりするが基本は歌もの。日本のR&Bが好きな人は好みの域だろう。
 



CD

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